2014年07月31日

ホモ・サピエンスの証し

ホモ・サピエンスの証し

↑これが一体何なのかを説明する前に、人類の進化についてこぴっとだけ...
人類の進化の大きな流れは猿人(アウストラロピテクス)➡原人(ホモ・エレクトス)➡旧人(ホモ・ネアンデルターレンシス)➡新人(ホモ・サピエンス)
*ホモとは人類のこと。ホモ・エレクトスは「直立(2本足歩行)するヒト」、「ホモ・サピエンス」は「考えるヒト」という意味らしいです。

猿人(アウストラロピテクス)が他の猿と大きく違うのは、直立二足歩行していたということ。そのおかげで、手で道具を使うことができるようになりチンパンジーよりちょっとだけ脳が大きくなったようです。猿人の脳は400~500ccくらいでした。原人になると脳みその大きさは900~1100ccまで大きくなり、旧人は1300~1600ccとなり、現代人の脳1400~1500ccよりも大きかったようです。

さて、ブログ冒頭の彼女はアウストラロピテクスの一種に属する通称「ルーシー」です。1974年にエチオピアで発見された320万年前の成人女性の化石人骨をもとに復元した模型。これはそのミニチュアです。

ホモ・サピエンスの証し前回、前々回と意志力と脳について話しました。そして【意志力「やる力」・「やらない力」・「望む力を」】つかさどる脳の領域が前頭前皮質です。500万年もの間のヒトの進化において脳の大きさは3倍に、前頭前皮質については6倍の大きさになっているそうです。赤く色のついた部分がそうです。

昨日のブログに書いた≪意志力を鍛える実験1=自分を観察する≫に、
実はもう一つ付け加えることがあります。
それは瞑想です
神経科学者の発見によれば、瞑想を行うようになると、脳が瞑想に慣れるだけでなく、注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己認識といった自己コントロールのさまざまなスキルが向上します。瞑想を定期的に行えば、たんに瞑想がうまくなるだけではありません。やがて脳はすぐれた意志力のマシーンのように発達します。定期的に瞑想を行う人の場合、前頭前皮質や自己認識のために役立つ領域の灰白質が増加するのです。......最近の研究では、定期的に瞑想を行った場合、禁煙や減量に効果があり、薬物やアルコール依存症への対策としても効果があることがわかっています。あなたの意志力のチャレンジ「やる力」の問題であれ「やらない力」の問題であれ、この5分間の瞑想は、脳を鍛えて意志力を強化するには最適な方法です。-『スタンフォードの自分を変える教室』より-

前頭前皮質が発達したおかげで、人間は瞑想できるのです。
私のチン・パン子の部分やルーシーにはできないことです。
イルカや像は鏡に映った自分の姿を認識しますが、自分自身を理解するために心のなかを見つめるという証拠は、確認されていません。
-『スタンフォードの自分を変える教室』より-


さて、この本で紹介されている瞑想は
①動かずにじっと座って
②吸う息、吐く息に意識を向け
③気が散りはじめたら呼吸に意識を向ける
これを1日5分からはじめて、10分から15分おこなうというものです。

この1日5分間瞑想を、昨日お伝えした≪意志力を鍛える実験1=自分を観察する≫に加えて自分で自分がどう変わるのか、あるいは変わらないのか実験してみてください。

そこで、「瞑想の仕方がイマイチわからない?」、「もう少し具体的に習ってみたいわ」という方がいましたら朗報です。
9月に東京、沖縄と瞑想ワークショップをおこないます。
初めての方も、これまでに参加された方もぜひお待ちしております。
ご自分がホモ・サピエンス・サピエンスである証を感じてみませんか(笑)

<お知らせ>
9月20日・21日(土・日):瞑想ワークショップin 沖縄
※秋分の日の前の瞑想ワークショップになります。
秋分/春分の日は単に物理的に日中と夜中の長さが同じになるだけでなく、
スピリチュアルな重要性も持っています。崇高なスピリチュアルな世界にアクセスしやすくなる時といわれています。そんな貴重な日の前に行われる瞑想ワークショップです。多くの方の参加をお待ちしております。
併せて9月19日(金)ガラクタ整理講演会in沖縄
9月13日・14日(土・日)瞑想ワークショップin東京
も参加者募集しています。お待ちしていま~す。

そして、コチラ↓の無料4回ビデオシリーズもご覧ください。ホモ・サピエンスの証し最後にお得な情報が...


今年も211日経過



Posted by 富元 祥子 at 12:37│Comments(0)
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