2013年12月15日

何のための過去生? 何のためのISIS??

何のための過去生? 何のためのISIS??

数年前の人気テレビ番組に『オーラの泉』というのがありましたね。
皆さんもよくご存じかと思いますが、ゲストの「オーラ」や「前世」、
「守護霊」などを江原啓之さんが霊視し、美輪明宏さんと、ともに
アドバイスをするという形式でゲストの素顔や半生に迫る内容で、
スピリチュアルブームの火付け役となった番組でもありました。

確かに、その当時「*過去生」についていろいろと流行っていたのを記憶
しています。「過去生」見たさに多くの人が、それを見せてくれるという
ところに殺到したようなイメージがあります。

ここでは「過去生」が実在するのかということを議論するつもりはありません。
私自信、それが実在するかどうかはあまり大きな問題ではありません。

それでは、「過去生」があったとして、なぜそれを知る必要があるのですか?
またはそれを知りたいと思うのでしょう?

なんか面白そうなので観たいびっくりという感じなら、映画やテレビ番組と変わらない
はずです。映画や舞台、雑誌の巻末にある星占いなどと同様に一つのエンターテイメントとして捉えるのもアリだと私は思います。

ただ、私が理解できないのはその「過去生」を引きずるタイプの人です。
その時感じた(見た)「過去生」が頭(心)から離れず、落ち込んでしまうような人。
そして、それに蓋をしてしまうような人。
いったい、その人は何のために、何がしたくて「過去生」を見たのでしょう。
それとも、本人の意思とはまったく関係なく見てしまった!! のでしょうか。

たとえそうだったとしても、偶然に接したひとつの「過去生」にそこまで心
を奪われるのは、「過去生」に問題があるのではなく、それに飲み込まれている
ことこそが問題で、そしてその部分に取り組むほか解決策はないように思います。

皆さんは、お酒に飲まれたことはありますか? 私は何度もあります(笑)
もしくは、お酒に飲まれている人を見たことはありますか??

お酒に飲まれている自分(もっとも本人は気づいていませんが トホホ)
お酒に飲まれている人を見て、どう感じますか???

一言でいうとイタイガ-ン...ではないでしょうか。

「過去生」についても同じようなことが言えると私は思います。

おそらく、自分の中にある、何かしらの不具合を感じて
それをどうにかしたくて「過去生」にヒントや答えを求める人はあるかもしれません。
そのこと自体を批判するつもりは微塵もありませんが、
しかし、自らヒントや答えを求めておきながら、それに背を向けるのはどういうこと
でしょう。

そこを感じていただきたい思います。

ISISの目的は「過去生」を知ることではありません。
ただ、ある感情の起源をたどっていくと過去の出来事(過去生も含む)や別の感情に
遭遇することがあります。
それを足掛かりとして、現在抱えている、思考・感情のクセに気づき改善していく、本当の意味で自分を“自由”にすることが目的です。
そのためには日常生活においても常にその課題を意識し、変えていく努力は必要です。

スピリチュアリズムというのは何なのか?
何のためのISISなのか?

常に自分自身に問いかけています。

「*過去生」:つまり前世のことです。

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ウィークリーで通うことができない方は、
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Posted by 富元 祥子 at 15:22│Comments(0)
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