2013年12月03日

熨斗(のし)の「の」

熨斗(のし)の「の」

ご存知、首里名物のの~まんじゅうまんじゅう

先日、手土産用にと「ぎぼまんじゅう」さんの“の~まんじゅう”をお買い上げ。

地元に愛され続け、なんと創業100年以上を誇る老舗まんじゅう屋です。

高校生の頃、普段はバス通学だったのですが、たまに徒歩で帰宅することもあり、
帰宅途中、家と学校とのちょうど中間点にあるこちらで、よくこのまんじゅうを買い、
口いっぱいに頬張って友人とおしゃべりしながら、帰ったものです。

その頃は首里の儀保町にあったのですが、
ありがたいことに数年前、実家の近くに移転してきました。
熨斗(のし)の「の」
ぎぼまんじゅう
モノレール首里駅より徒歩8分
那覇市首里久場川町2-109-1
[営業時間] 午前9時より売り切れ次第
[定 休 日] 日曜・
のまんじゅう 1個120円

久しぶりに訪れました。
店内に入った途端、ムーチーガーサー
(月桃の葉)の優しくて甘い香りに包まれて幸せな気持ちになります。

そう、ぎぼまんじゅうは月桃の葉と一緒に蒸し上げるので、
とてもアロマーなまんじゅうなんです。(笑)
(注:この香りが苦手という方もいらっしゃいますけど。)

さて、店内に入ると目の前はすぐカウンターになってます。
そこで店員さんに「まんじゅう〇〇個ください」と伝えます。

すると店員さんが奥の方から出来立てほっかほっかの饅頭を
ザルに入れて持ってきてくれます。
そして定番のセリフ...「書きますか?」
“の”は熨斗の“の”で縁起物。 私はいつも書いてもらいます(笑)

すると、その場で熟練した筆さばきで直径10センチほどの
饅頭の表面に赤い“”の字が鮮やかに書かれます。 
これで“の~まんじゅうまんじゅう”の完成です。

持ち帰りの場合は、月桃の葉っぱでくるんでお店の紙に包んでから
手渡してくれます。

ボリューミーな皮の部分には月桃の香りが染み込んでて、
もっちもっちでほっかほっか~。あんこもたっぷり入っているので、
一つでお腹いっぱいになります。

昔よく母が、ちょっとした手土産や職場への差し入れにと
このの~まんじゅうまんじゅうを持っていくのを見ると
もっと“おしゃれ”な食べ物にすればいいのにと思いましたが、
今では私が同じことをしているんですから、ちょっと笑えます。

実は、お願いすればば「の」以外の字も書いてもらうこことができます。
ジャジャ~ン、この通り。
熨斗(のし)の「の」


近くへいらした際は、ぜひこの“の~まんじゅう”お試しあれ







Posted by 富元 祥子 at 12:14│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。