2013年10月24日

ネティー(鼻うがい)から、いろいろ感じること

ネティー(鼻うがい)から、いろいろ感じること

程度の差こそあれ、
たいていの人は自分の健康に関心があると思います。

私も自分の健康や身体をいかに健やかに、
どうやったらきちんと機能するのか
ということに、とても興味があります。

で今回、瞑想教室でネティー(鼻うがい)を教えるにあたり、
クレアヴィジョンで教えられている以外の方法についても
関心があり、ネットで調べてみました。

すると、『鼻うがい危険』という文字が飛び込んできました。
え~っ、と思い記事を読むと

アメリカで2件、原発性髄膜炎という病気で死亡しており、
調査によると鼻洗浄の際に使った水道水に含まれる
アメーバとの関連が示唆されているとのことです。

鼻うがいを行う注意点としては
1.衛生的な面から十分に煮沸した水を使うこと
  (沸騰してから10~15分煮沸し続けます)
2.真水は鼻粘膜を傷つけるので、
  人間の体液の浸透圧と同じ0.9%の生理食塩水で行う。
  (1リットル水に対して9 ㌘の*粗塩*を入れます)
3.鼻粘膜を刺激しないよう25℃~30℃のぬるま湯で行う。
4.鼻うがいの最中は上を向かない、軽く頭を下げ静かに行う。
5.食塩水を吸っている最中は食塩水や唾を飲み込んだりしないこと。
  そうすることで耳管が開き、水が浸入して中耳炎になることがあります。
6.鼻うがい後は強く鼻をかまない。

※以上大まかな説明です。
  興味がある方はご自分でもしっかり調べた上でおこなってください。

この鼻うがいについては、中耳炎を引き起こす危険性が
あるため最近では推奨しないお医者さんも多いとか...

という記事をいくつか読みました。
確かにやり方を間違えるとそういうリスクはあるでしょう。

そこでふと感じたのは、
「でも身体的なことって、やってみないことにはコツは掴めないのでは?」

実際、私もネティーをはじめた頃、耳が少しおかしい感じがありました。
軽く中耳炎になっていたのかどうかはわかりませんが、
しばらくネティーをするのをやめたら数日でよくなりました。

それからは、自分の身体に“気づき”を向けながら頭の角度とか
水の吐き出し方を工夫していきました。

自分の身体を理解するって、
そういうことから始まるのではないでしょうか。

医療技術や薬の開発のおかげで、
体調が悪くなっても病院に行けばお薬を処方され、
たいていの場合良くなります。

でも私はまず、病気にならない身体づくりに気を配っています。
それには自分の体を理解すること。
人間が本来もっている機能を感じながら生きていきたいと思うのです。

裸足ランニングに興味があるのも、それが人間本来の走りで、
効率的にも機能的にも利にかなっていると思うからです。

月経血コントロールに興味があって、それを実践しているのも
自分の身体に“気づき”を向けることでそれが可能だからです。

身体の歪みを修正することに関心があるのも、
そうすることで未病に繋がると思うからです。

瞑想をするのも、
普段は気づけない自分に気づくことができるからです。

“気”に興味があるのも、健やかな精神と身体を維持するには
大切だと感じるからです。

目に見えることだろうが、目にみえないことだろうが
私にはあまり関係ありません。

私が大切にしたいと思うことは自分の身体やその機能について、
私自身がどう感じているのかということです。自分の体験です。

もちろん症状のヒドイ時には病院へ行きますが、
根本にあるのは自分自身や身体に“気づき”を向けるということです。












Posted by 富元 祥子 at 15:31│Comments(0)
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