2013年10月22日

瞑想漬けの1週間~サイレント・メディテーション

瞑想漬けの1週間~サイレント・メディテーション

これは今年8月にアメリカのクレアヴィジョンで行われた
Atom Body Silent Meditation コースの1日のスケジュールです。

このサイレントメディテーションにずっと参加したいと思っていたのですが、
今年やっと参加することができました。
オーストラリアで1年間やってきたことの総復習というか仕切り直しというか
いったんリセットしたい気持ちもありました。

参加者は少なくても5~6年以上クレアヴィジョンを続けている人ばかり、
始めてホンの数年というビギナーは私を含め2人だけ。

もう一人のビギナーは実はオーストラリアで1年間一緒でした。
お互い、1週間を乗り切れるのかホント不安でしたねぇ。

以下が1日のスケジュールです。
5:00~5:50  朝の瞑想(*個人が自主的に行う瞑想で、強制ではありません)
6:00~6:50  朝の瞑想(*自分の好きな時間帯を選べます。)
7:00~7:50  朝の瞑想(*ただし、お堂への出入りは10分間で行うこと。)

8:30~9:45  瞑想1
9:45~10:00  横になる
10:00~11:15 瞑想2
11:15~11:30 横になる
11:30~12:00 短い瞑想

12:00~13:30 昼食

13:30~14:30 ナイトプラクティス
14:30~15:30 トイレ休憩+ポスチャー(いくつかヨガのポーズをします)
瞑想漬けの1週間~サイレント・メディテーション15:30~16:45 瞑想3
16:45~17:00 横になる
17:00~18:00 瞑想4

18:00~19:30 夕食

19:30~20:45 瞑想5
20:45~21:00 横になる
21:00~21:15 短い瞑想

ご覧のとおりとなっております。
食事の後片付け、トイレ掃除、ダイニング掃除の仕事がほぼ毎日割り振られ、
それも含めての食事時間なので、見た目ほどそんなにゆっくりできません。

そしてこの1週間(厳密に言うと6日間)は、
誰とも会話をしない、
目も合わさない、
音楽なども聞かない
見猿・言わ猿・聞か猿??に徹し、ひたすら自分と向き合う時間となります。
(*本は読んでもいいです。)

体調不良や精神的に落ち込みのひどい場合、急を要する際は
メモを所定の場所に置き、スタッフに知らせます。

瞑想中は極力、音を立てないようにしなければなりません。

私は膝に慢性的な痛みを抱えていますので、
痛いと感じたらスグに膝を伸ばすようにしていたのですが、
細心の注意を払ってスローモーションの如く動いてました。

あと、注意しないといけないのは匂い(香り)です。
ほとんどの参加者は心得ているので、無香料の石鹸や
シャンプー、コンディショナーを持参してきます。

で今回、洋服の洗濯洗剤の香が強すぎる方がいたらしく、
急きょ、持参した服すべて洗濯しなおしたそうです。(驚)

他のコースではそこまで神経質になることはありません。

初日は、1日中瞑想できるのか不安でしたが、
そう得意でもない英語を話す必要がまったくないので、
だんだんとリラックスしてきました。

コースも3日目に入ると、だいぶ慣れてきて長時間の瞑想でも
まったく苦にならなくなっていました。

しかも、お堂内は水を打ったように静かで、
瞑想するには最適な環境でした。

そして、これまでの瞑想では得られなかった経験をします。

それは午後の長い瞑想を終えて、横になっていると起こりました。
横になってしばらくすると「あれっ、なんだこの感覚は??」
「あれっ、私今瞑想しているのかぁ?! 座っている??」

そうなんです!!
私の身体は確かに横たわっているはずなんですが、
まだ、座ったままで瞑想している感覚がハッキリとあるのです。
そっちの方がリアルに感じるというか...

そのことにあまり、リアクションしないよう感じるままに感じていたのですが、
面白いこともあるものだと思いました。

後で、せっかく横になれる貴重な15分なのにと、
ちょっと損した気持ちの自分もいました。(笑)

不安だらけではじまったサイレントメディテーションでしたが、
来年もぜひ参加したいと思える、素晴らしいコースでした。

あらためて、瞑想の奥深さを知った時間となりました。

瞑想漬けの1週間~サイレント・メディテーション







コース期間中は時間があればこの木の下で1人の時間を過ごしていました。









Posted by 富元 祥子 at 13:19│Comments(0)
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