2013年10月14日
裸足でジョギング

今朝、7時に家を出ました。
それは『裸足ランニング講習会in 那覇』に参加するため。
私が裸足ランニングのことを知ったのは2011年の暮れ。
友人から裸足ランニングのことを聞いて興味が湧き、調べると、
東京を中心に講習会がおこなわれているということでしたが、
沖縄では裸足ランニングを習う機会がありませんでした。
それ以来、すっかりそのことを忘れていたのですが、その1か月後、2012 年1月に
偶然にもその講習会が沖縄で開催されることを知り、参加したのが始まりでした。
講師の吉野剛さんは日本中で裸足ランニングの普及活動をおこなっています。
裸足ランニング補足..............................
裸足ランニングは、
そのネーミングから単に裸足で走ることと勘違いされますが、
けっしてそうではありません。
その昔、私たちが足袋や草履もしくは裸足で日常生活を
送っていた頃の走り方をする、ということです。
どこで教わったのかハッキリと記憶していませんが、
走るときはカカトから着地するようにと教わったように思います。
以来ずっと長い間、ジョギングをするときはカカトから着地していました。
実はその走り方は膝にかなりの衝撃を与えてしまうのです。
私は、小学生の時に負った怪我がもとで左膝がよくありません。
日常生活や軽い運動をするぶんには問題ないのですが、
長い距離を毎日走ったり、長時間、膝を曲げていると痛くなるのです。
でも体を動かすことは大好きなので、ジョギングをするのも好きでした。
裸足ランニングのことを知った時、もしかしたら私でも、
もう少しジョギングを楽しむことができるんじゃないかと期待したのです。
かなりザックリとした説明になりますが、
裸足ランニングは カカトから着地をせずに走る 走り方ということです。
そうすることで、一般的なカカト着地の走りよりも膝への衝撃を減らすことができ、
カカトよりも接地面積の大きい足の前方で着地することで安定性が生まれ、
捻挫しにくいと言われています。
裸足ランニングとカカトで着地をする走り方では使われる筋肉も違ってくるので、
まずはその筋肉を少しずつ鍛えていく必要があり、いきなり速く長く走るはNG
吉野さんの言葉を借りると「裸足や*ビブラムというのは(走るときに)元々本来、(足/脚に備わっている)機能を使うという所が今までと全く違うのです。」
裸足ランには多くの利点もありますが、注意をしなければならない点もあります。
それをしっかり理解せずに、怪我や故障をする人がいることも事実です。
詳しく裸足ランニングについて知りたい方はネットで検索をお願いします。
沖縄ではDon't think Feelの砂川伸彦さんが勢力的に普及活動をしています。
直接お話を聞きたい方は、ぜひ連絡してみてください。
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その講習会での情報に、まさに「目から鱗」の衝撃を受け、そして手弁当で
全国を巡り、その普及活動をしている吉野さんのパッションに感銘を受けました。
※こちらを読めば走ることを通して、彼の信念や生きる哲学が伺えます。
全国各地で講習会をされて慣れているということもあるとは思いますが、
初対面なのに、親近感の持てる人柄と、本当に良い意味の“ゆるさ”、ゆとりを
持っている方です。発せられるエナジーがいいんです
しっかりとしたvirtical(軸)を持っていて
「あぁーいい生き方してるなぁ」と私は感じるのです。
その講習会の1ヶ月後に砂川さんから連絡があり、
私の働いている職場で「吉野さんを招いて裸足ランニング
講習会を開催できないだろうか?」と相談がありました。
実は、その職場での私の身分は非常勤職員ということもあり、
最初はおよび腰でしたが、
ぜひこの人たちと一緒に仕事をしたいと強く思いました。
心当たりがないわけでもなかったので、「当たって砕けろ」とダメ元で
かけあったところ意外にもスポンサーが見つかったのです。
それからは、あれよあれよという間にトントントーンと事が運び、
2012年4月に多くの人に参加いただき、そして地元メデイアの取材もあって、
大成功をおさめました。
多くの人の協力があって、開催できたことはいうまでもありませんが
このイベントを開催することで自分の自信にもなりました。
本当に感謝です。
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Posted by 富元 祥子 at 07:47│Comments(0)
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