さようなら”キジムナー”

富元 祥子

2014年06月01日 23:47


先日、私宛にある封書が届きました。その中に入っていたのは↑の絵が印刷された
「2014国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」のパンフレットです。
沖縄では長年‟キジムナーフェスタ”の愛称で親しまれてきたイベントであります。

このイベントの凄いところは、とにかくインターナショナル‼
ヨーロッパ・北欧・南米・アジアの国々からいろんなパーフォーマ―が、
こんな小さな島OKINAWAに集うのです。

そして、これは児童・青少年のためのフェスティバルですので、
小さなこどもでもわかるように、また言葉がわからなくても楽しめるよう
ノンバーバル(Non-verbal)なパフォーマンスもたくさんあります。

頭で理解するより、感じて楽しむ。そんなパフォーマンスがいっぱい。

主催関係者ではありませんが、
私は常々、"キジムナーフェスタ"のことを誇りに思っていました。
ホントに、独創的で芸術性の高いパフォーマンスがたくさんあるんですよ。
芸術や文化的なことって、
どうしても東京を中心とした都市部に集中してしまいがちですが、
それが日本の端っこの沖縄で開催されるわけですから、しかも毎年。

私は、この"キジムナーフェスタ"が開催され始めた頃、
ボランティアをしたことがあります。
その頃はまだ、これほど認知度も高くなく、「知る人ぞ知る」感が満載でした(笑)

児童・青少年向けとはいえ、とにかく良質の舞台に触れる絶好の機会なのですが、
去年の暮、主催団体の一つであった沖縄市がこのイベントから撤退を表明したことで存続が危ぶまれる事態となりました。
キジムナーフェスタ 中断 予算面を問題視
今年は、民間4団体主催で開催が決定しました。

確かにいろいろと改善すべき点はあるかと思いますので、
見直すべきところは改善し、今後もこのイベントが、
この沖縄の地で開催されるのを陰ながら応援したいと思います。

少し残念なのは、このイベントの愛称が”キジムナーフェスタ”ではなくなること。
新たな名称を募集しているようですが、
”キジムナーフェスタ”以上に親しまれる愛称に決まることを期待しています。

2013”キジムナーフェスタ”HPより

沖縄瞑想ワークショップ 6月7日・8日 参加者募集中!!

今年も152日経過