3代目の愛車
先日、3代目となる愛車を購入しました。2代目は、いわゆるトールワゴンタイプといわれる軽自動車で、天井も高く車内がとっても広く感じられました。ちょうど10年間使用していたのですが、昨年オーストラリアに長期間、滞在するということもあって知人へ譲ることにしました。
8月に、沖縄に戻ってきた当初は母と車を共用していましたが、お互い外出することが多く、不便を感じ始めていたので、さっそく新しい車(といっても中古車ですが)を購入することにしました。
私はとてもフットワークが軽く、思い立つと国頭村くらいならサクッと行ったりするので、走行距離の低い中古車を探すことにしました。最初は軽自動を購入するつもりでしたが、年式も走行距離も同じ軽自動車と普通自動車(コンパクト)を比べると、普通自動車の方が安いのです。軽自動は維持費が安くすむため、たとえ中古でも人気が高いそうです。そういうわけで、予算の都合上、今回は走行距離の低いコンパクトカーに的を絞って探し始めました。
まず最初の候補はNISSAN マーチ、色は白で3年落ち、走行距離20,000㌔弱、お値段の方もギリギリ予算内。すぐにでも買いたい衝動に駆られましたが、車探しをして間もなかったので、もうしばらく他を見て回ることにしました。そして2週間後にひょっこり現れたのが、これまたNISSANマーチ(赤)。
走行距離は最初の車と同じ20,000㌔弱、5年落ちでしたが運転席に座った途端「ん~これはいいぞ、、前に使われてた方は丁寧に乗っていたんだなぁ」っと直観しました。走行距離からもわかるように、あまり運転をされていなかったようなので、車の痛み具合が少ないのは頷けますが、それでもこの車が大事に使われていたのが伝わってくるのです。
私の直観では赤のマーチでしたが、そこは人間、2つを天秤にかけ「どちらがお得か」を計算し始めてしまいました。ネットで「走行距離と年式」について調べるものの、余計に優柔不断になっていき、弟に相談したところ「車はメンテナンスさえキチンとしていればいくらでも乗れる」ということでした。
実際、彼はたいへん大切に車を使用しており、定期的にデイーラーの修理工場でエンジンオイル等の交換・点検をしてもらっています。彼いはく、点検に出すたびに、工場の人に「エンジン綺麗ですね~」と褒めれれるそうです。ちなみに彼の車は今年で7年目「俺の車はあと10年はかるく乗れる」と言ってました。
そこで、私は両車の点検歴をチェック、すると、やはり赤のマーチが定期的にしかもデイラーの修理工場で点検・修理されていることがわかりました。今回はじめて知ったのですが、デイラーの修理工場と一般の修理工場とでは点検個所の数も異なり(一概には言えないですが)、圧倒的にデイラーの工場の方が細かい点検をするということでした。また、その車(ここではマーチ)をつくっている会社の修理工場なので、当然、マーチに関する知識は豊富です。
両車を比べると走行距離も値段もほぼ同じで、年式だけが異なり、普通だと年式の新しい方を選ぶべきかとは思いますが、最初に感じた「大切に乗ってたんだなぁ~」という感覚と、それを裏付ける点検歴が決め手となり、赤のマーチを購入することにしました。
私も前に使用されていた方と同じく大切にこの車を使用したいと思っています。
今回、赤と白のマーチでだいぶ悩み、その間 数回にわたり2つの中古車屋さんを訪れたのですが、両方の担当の方に親切に接客いただき、本当に気持ちよく買い物をすることがきました。特にNISSAN国場店の比〇さんには、本当によくしていただき「次、新車を買うならこの人からぜひ購入したいな」と思わせるような立派なセールスマンでした。 実際に、のちのち私が彼から車を買うか買わないかは別として、お客さんにそう思わすことのできる人って素敵だと思いました。
世の中には、良いお手本になる人は大勢いますね。新しく車を購入することで、仕事や人への接し方を学ぶ良い機会を得ました。
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